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2011年05月05日

「大震災復興 日本企業の底力!」~3・11は生産形態や企業経営のあり方を根本から見直す契機となる~

「100年に一度の危機」と言われたリーマンショックから2年が過ぎた。バブル以降、日本は長期的な不況に陥っていたが、さらにリーマンショックが追い打ちをかけ、企業の設備投資は急激に落ち込み、最近はかろうじて中国や東南アジアなど新興国需要や、エコポイントなど景気刺激策、或いは金融緩和という点滴により経済はもっていたことを忘れてはいけない。
 
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画像はこちらからお借りしました
 
そこに今回の1,000年に一度と言われる大震災がやってきたのである。1,995年に発生した阪神・淡路大震災や、1923年の関東大震災が復興の事例として引き合いに出されるが、それらは被災地域がある程度限定されていたこと、阪神・淡路大震災に至っては、神戸は壊滅的であったが、隣接する大都市大阪は致命的な被害を免れていたこと、さらに関東大震災の時は、企業も国家も復興に向けて一丸となる富国強兵という目標が人々の希望へと繋がっていたなど時代状況の違いもあり、それらの復興策は手本とはなり難い。
 
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今回被災した地域は格段に広範囲に及ぶうえに、津波で流されてしまった地域はほとんど最初から造り直さなければならない。特に津波で農業や漁業といった1次産業の盛んな地域が被災し、震災前の産業を再生するのか、別の産業に転換するのかが議論となるだろう。 
 
さらに、福島原発の放射能漏れ被害は留まるところを知らず、広範囲に人が住めない地域をつくりだす可能性が高い。また、電力供給が不安定となったうえ、放射能汚染の脅威に晒されている東京圏では、既に関西に拠点を探し出す企業が増えており、これらを合わせると復興というテーマは日本人全体が考えなければならない課題として捉えられる。
復興構想会議なるものが組織化されたが、そこで真先に出てきたのは何と増税論であり、復興の主役となる民間人は1人もいなく、有名な建築家や学者・マスコミ人を大量に投入しているという人選ミス。さらに他にも似たような会議が乱立し、統合されず、人々が求めている復興策が出てくるとは到底思えない状況である。
 
さて、それでは元に戻り、今復興に向け人々の希望となるような可能性=収束先は見出せるのであろうか
 
これからも「共同体・類グループの挑戦」をよろしくお願いします!

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ここで、ある記事を紹介しよう。「物を考える日本人」と「日本への熱い眼差し」の接点とは①、以下るいネットより抜粋

現在の社会は、豊かさの実現に伴って、更なる経済的発展という可能性が消滅し、これに替わる収束軸=可能性を模索している段階にある。この様な段階で最も求められる思考とは、まず、新たな可能性を社会的な潜在思念の中から発掘し、その上で、その可能性を実現する方針を導きだすことだ。
こういった思考の成果として、人々のより大きな充足を生み出すことができる(=より多くの評価を得ることができる)意識生産の様式が確立されていけば、それは必然的に、旧来型の産業を上回る成果を上げ、社会は「いかに多くの充足を生み出せるか」という評価基準によって再統合されていく。その端緒は既に「共同体企業の躍進」や「寄附市場の拡大」といった形で見出されている。
自らの応合性に従い、日々、自分の身の周りで「いかに多くの充足を生み出せるか」と考え、その成果を惜しげもなく周りに伝えていく日本人の性質は、社会構造の転換期に極めて有利に働く。これこそが、日本に三度の無血革命をもたらした日本人の特質だろう。
四度目は、国外から新たな収束軸が登場しないという違いこそあれ、新たな社会統合観念が共認されるためには、まず、新たな可能性が共認されなければならないのだから、実践に貫かれたまま可能性に向かう(先に実現態を示す)という方針は普遍のものとして受け入れてよいように想う。

上記の記事は震災の約1週間前に書かれた記事であるが、まさに震災後、日本人の多くが感じていることを言い当てており、着目点は以下のようにまとめることができる。
 
①原発事故を起こした東電などの企業運営や、大都市中心の経済に見られる市場原理や効率主義など近代的価値観の限界性
 
②企業を初め多くの支援活動や被災地の助け合いなど、危機でも冷静さと自助努力を失わない日本人(共同体)の良さを再確認し、多くの人が想いを一つにしたこと
 
③無能な政府や官僚・学者・マスコミに頼らず、ネットなどを頼りに自分なりの判断や事実追求などを通して、認識の必要性を感じ始めている人が多い
そこで、震災を契機に「共同体」への注目度が一段と高まっていることから、今回からシリーズで「大震災復興 日本企業の底力!」というタイトルで、企業を中心にどのように復興を考えていくべきか、一定の答えを以下の流れで提示していこうと思います。
 
Ⅰ.大震災から見えてきた日本企業が抱える問題点と課題
 ・企業の被災状況と世界経済に与える影響
 ・企業の支援活動・自主再建の動き
 ・経済効率優先の企業経営の是非が問われるとき
Ⅱ.危機を乗り越えてきた日本人と日本企業の可能性
 ・3度の無血革命(縄文~弥生、江戸~明治、戦後)
Ⅲ.大震災を契機に企業はどう変わるか?
 ・脱市場・脱効率主義
 ・集団の統合原理
 ・地域を中心とした共同体の再生
 ・男女役割規範の再生
Ⅳ.次代は共同体の時代
それでは、次回以降を楽しみに

 

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