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2010年12月17日

『類グループが勝ち続ける理由』5 ~「答えの供給者」を生み出す。それが社会事業 part2~

こんにちは
類設計室 大阪事務所の安藤です
大好評の『類グループが勝ち続ける理由』シリーズ。
第1回 ~類設計室 コンペ勝率6割の秘訣!~
第2回 ~類地所 管理受託物件の稼働率95%以上の秘訣!~
第3回 ~類塾 全国トップクラス高 合格者数24年連続No.1の秘訣!~
番外編 ~勉強だけじゃない♪類塾の将来に活きる活動紹介~
第4回 ~類農園 インターンシップ受入れ全国2位の秘訣!~
第5回 ~「答えの供給者」を生み出す。それが社会事業 part1~ 
をこれまでにお送りしました。

今回は社会事業部編のpart2!
part1では、類グループが展開する社会事業の
『 閉塞した社会を突破するために、新たな可能性を実現する「答え=新理論」の供給者を増やしていくこと。 』という目的
『「社会事業部を先導役」とし、「社員全員」で取り組む。会社という枠を超え、多くの参加者と協同する。』という運営体制
『「インターネット」と「対面の場」の両輪で、様々な認識形成の場を事業化』
してきた社会事業部の軌跡

を追ってきました。
社会事業部は今後どんな事業展開を拡げていくのでしょうか
今回は、社会事業部で働く内藤さんと西さんに、「今後の社会事業部の目標」をズバリ聞いてきました!そしたら、なんと!!  その中から社会事業部の「強み」が見えてきちゃいました!
気になりますよね~ 続きはこちら♪
内藤さん、西さん、教えて下さい

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内藤さん(左)、西さん(右)
Q.社会事業部で今後「実現したい!」と思っていることを教えて下さい

■『社内の部門を越えた結節点となる場を作りたい』(内藤さん)

まずは、社会事業部が類グループ社内でどういったことを企画しているかからお話ししますね。
今年、社会事業部が起点となり、“類塾”の緑丘教室(大阪府豊中市)で、“類設計室”の仕事を社員の生の声を通して、子供たちに紹介する機会を作ることができました。
“仕事って楽しいよ!”ということを社員自らが携わったプロジェクトを通して伝えましたが、設計コンセプトや完成した建築物の写真、設計図面を子供たちの前に広げた時に、姿勢を前に乗り出す子が何人もいました。やはり、言葉だけでなく、写真・図面・資料など実際に作っているモノを見せるとイメージが沸くんですね。勉強の目的意識がなかなか持てない子供たちに仕事の楽しさを通して社会人になりたいという気持ちを持ってもらえました。
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緑丘教室での社会人企画
現在は、“類農園”と“類設計室”が設計・経営に携わっている就農支援施設「かみなか農学舎(福井県若狭町)」との協働を規格しており、「日本の農の現状と方向性を追求する」という同じ地平の課題を共有していければと考えています。
このように、社内の異なる部門や社外の企業を繋ぐ「結節点」となる場を作っていく!というのが今後の目標の一つです。

また、なんでや露店の専任経験者は、1~2年の配属を経て各部門に戻ってから、例外なく各部門の中核を担っています。社会事業部は真の統合力を養える部門だと思います。
「専任のあの人のようになりたい」って思ってもらえるようにしていきたいですね。

■『なんで屋事業の役割をこれからもっと外部の参加者に担ってもらいたい!』(西さん)

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私は、なんでや露店やネットサロン、なんでや劇場は、「供給者になれる場」=「成長できる役割を担える場」だと思っていて、これからはもっとこの役割を社外の参加者にも担ってもらいたいと思っています!
例えば、なんで屋露店が学園祭に出店した時のリーダー、なんでや劇場で追求された内容のレポート、新作お題の製作会議での発表、なんで屋カードの製作・・・。全てが成長に繋がる充足体験ですよね。
今年はそれを意識して、早い段階から社内の若手にリーダーを任せると同時に、社外の参加者にも事前のミーティングに参加してもらうように計画しました。来年は・・・リーダー!ですね。
また、さっき内藤さんが話した、子供たちに仕事を紹介する企画で、すごく大きな気付きがありました。
それは、子ども達の活力を引き上げるために立ち上げた企画だったにも関わらず、活力が一番上昇したのは実は“自分たち自身”だったということです。私たちは子供たちから活力を貰ったんだという実感がありました!
「供給者」になる方が楽しいんですね

■『供給者になりたい人をサポートしていきたい!』(内藤さん)

今年一年間の社会事業部の活動を振り返ると、大きな可能性を感じることができました。
それは、一言で言うと「自らも経営に取り組み、組織を改革していきたい」という機運が高まっていることです。
このような意識の高まりを受けて、「組織を主体的に動かしていきたい!」、つまり「供給者になりたい!」という人材に焦点を当てています。
例えば、なんでや事業に参加してくれている社外の方は沢山いますが、彼らもこれまでの「お客さんという形での参加」から、今年は「自らが供給者」として活動の幅を広げていっています。

自らがスカイプサロンと呼ばれるネット勉強会の主催者になっているKさんや、るいグループのネットサロンや劇場で学んだ認識を元に、周りの知り合いを巻き込んで勉強会を開いているIさんがその代表格です。また、普段税理士として働くIさんが、自分のお客様にグランドセオリーをお勧めして購入してもらったといった話を聞くと嬉しくなります。
考えてみたら当たり前ですが、「答え」を知ってスッキリしたら、誰かに伝えたくなりますよね。来年は、お客さんとして来てくれている人たちを、どんどんひっくり返して供給者にしていきたいと思っています。
そのために、社会事業部としては、供給者になりたいという方をサポートするような商品を提供していきたいと思います。
例えば、新作お題の製作会議での真剣な追求と発表している姿をDVDにして商品化できれば、それを見て発表者に同化すれば自らが周りの人に認識を広めていく「供給者」になることができますよね。しかも、そこでの真剣な「追求の充足」を追体験してもらうこともできます。
こういった商品などを通じて、「供給者」となる人材をもっと広げていきたいと考えています!

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「社内の部門を繋げていきたい。そして、もっと社会事業を広げていきたい と力強く語る内藤さん。
「毎年、これもできる!あれもできる!ってわくわくしています と太陽のような笑顔で話してくれる西さん。
「答えの供給者」を生み出していくための構想をたっぷりと語ってくれました 😀
ところで、「どうしてこんなに新しいアイディアを生み出し続け、実現していけるのか・・・?」同じ社員である私もとても気になります。そこで、新事業の誕生の秘話、そしてその秘訣を探るべく次の質問を投げかけてみました
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Q.新しい事業や商品が生まれてきた経緯を教えて下さい

■『路上の声を聞き続け、蓄積する中で、こうしたら喜ばれそう♪』と思った時(西さん)

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基本的には、雑談から生まれてくるんだけど・・・(笑)。
やっぱりみんなが露店で得た生の情報、その丁寧な報告が一番の情報源だし、アイディアの元になっています!『今、路上でこんな意識を持ったお客さんがいるんだ!』『お客さんはこんなものを求めている!』っていう路上の声をみんなが毎回報告してくれて、それがどんどん蓄積されてくる中で、「ポン」とアイディアが出てくる感じです。
でも、大切なことは、新しいアイディアは、突然生まれてくるわけではないということ。
私は「可能性を追求し続けた報告に目を通し、路上の声に耳を傾けること」が前提にあると思っています。
そして、その蓄積が源泉となり、「こうしたら絶対喜ばれるだろうな♪」って想いを膨らませている時にひらめきます。

■『社会事業で取り組む「複層的な課題」をどうしたら突破できるか』と必死で考えている時(内藤さん)

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私は、事業を運営していく中で出てくる「壁」をどうしたら突破できるかと必死で考えている時ですね。
その時は、決して一つの問題を考えているわけではなくて、「これをなんとかしたいな・・・」「あれをなんとかせんと・・・」と複数の課題が頭にある一方で、いろんな女の人と雑談(笑)している時に様々な課題の収束先として、「これや!」とビタッとはまる方針が生まれ、それが様々な企画に繋がっています。

「グランドセオリー」という書籍が商品化された経緯が良い例です。
グランドセオリー構想の直接のきっかけは、3年前から始めた新お題製作のための追求会議でした。この時、すごく内容の濃い追求を重ねることができ、「追求して出てきた答えをもっと生かしたい!」と強く思いました。
一方で、その前から「事業として、露店の満足料の単価をもっと高めていきたい!」という経営的な課題や「なんでや露店の答えを、お題を聞いた人に使って欲しい」という課題について常に考えていました。
「認識をもっと広めたい」「追及した認識を成果に繋げたい」「事業性を高めたい」・・・このような想いが西さんとの雑談の中で、『雑誌を製作すれば、全ての課題が突破できる!』と一気に繋がったのです。その後、みんなの力を借りて2週間でグランドセオリーを作り上げました。
言ってみれば、「社会事業で取り組む「複層的な課題」への追求姿勢が、新しいアイディアが生まれる原動力」だと考えています。どれか一つの単発的な課題の突破方針だけでは、なかなか新しいものは出てこないのではと思います。

■男女の長所・役割が上手く重なった時(内藤さん)

あとは、一番最初に出できた「雑談」です。
西さんがお客さんの気持ちに同化し「これ使えそう!喜ばれそう♪」と充足を膨らませている一方、私が「壁をどう突破するか?」と思考を巡らせている時に、この両者が会話を通して重なった時に新しい実現方針が生まれることが多い気がしますね。
話している内容は言ってみれば、ホントに雑談です。社内ではこれを「すり合わせ」と呼んでいて、上司・部下、先輩・後輩、男同士、女同士、男と女、何気ない会話を通してお互いの気持ちや普段考えていることを共有し、文字通りすり合わせていくことが、課題をクリアーしていくためには必要です。
女性は、課題に対して、成果の充足イメージを膨らませることに長けています。これは男がとても敵わない領域ですし、この充足イメージが無いと実現には至りません。反対に男は、具体的に事業・課題の壁をどう突破していくのかを常に追求しています。
男女それぞれの長所・役割を上手にすり合わせていくことが、新事業の実現きっかけになっていると感じています。

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いかがでしたか?新事業の誕生の秘話
内藤さん、西さんのお話しを聞くと、まるでジグソーパズルのように全てのピースがピタッとはまって、新しい事業が実現しているように感じました
ここで見えてきたのが、 新規事業誕生の秘訣であり、社会事業部の強み
まとめると、
可能性を追求し続けた「綿密なみんなの意識の探索と蓄積」がアイディアの源泉
社会事業で取り組む「複層的な課題」への追求姿勢が新たな突破方針の原動力
「男女の長所・役割のすり合わせ」が実現の起点

新しい課題に取り組む時のヒントになりそうですね
来週は、 「類グループ全社」 として勝ち続けている秘訣に迫ります。
類設計室 大阪事務所 ディレクターの平野さん レポートお願いします

 

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