2010年03月26日
企業活力再生コンサルへの道~社内に“家族”を作った会社~
「企業活力再生コンサルへの道」シリーズです
今回は題名にもあるように「社内に“家族”をつくった会社:レイス株式会社」を紹介します。

写真はレイス株式会社HP(新卒採用)からお借りしました
では、社内に“家族”をつくった会社・・・・って一体どんなことをしているのでしょうか?
るいネットの投稿がありましたので引用します。
スカウト、人材採用コンサルティングを手がけるレイス株式会社では、2002年から“里親制度”を設け、会社内に“家族”を作っている。新入社員2~3人を“子”として、2年目社員を“兄・姉”、3年目以上の社員を“親”とし、月に一回“家族会”を開いて食事会やバーベキューを催す。仕事上の上司・部下関係ではない親密な関係をつくるのが狙いだ。
仕事上の疑問から日常の悩みまで、さまざまな話題が出てはみんなで疑問や不安を解消していく。これが安心して仕事に取り組める土台となり、それまで30%近くあった離職率が約2%にまで下がった
という。
さらにこの会社では、毎日夜の8時になると各事業部の人が集まって“夜会”という交流会が開かれる。社内に設けられた和室にはビールサーバー置かれ、さまざまな事業部の人が集まりビールを飲みながら、いろいろなテーマについて話し合う。役員がその輪に入ることもあり、他部門がどんな仕事をし何を考えているのかが見えてきて、全社的な視点と仲間意識が醸成されていく。(『優れた企業は「日本流」』扶桑社新書より要約)
かつて高度経済成長期の日本企業には、「家族的企業経営」といって、社員の家族も一体となった共同体的意識が底流にありました。しかし、豊かさを実現して、物がなかなか売れなくなると、製造業を中心とした企業は活力を失い、家族企業経営も解体していきます。
そして今、あらゆる企業集団が活力を失いガタガタになっている中で、新たな集団再生の動きが最先端のレイス株式会社のような企業の中から生まれつつあるようです。それも、かつての私権意識に代わり、みんなの課題を核にした親和充足や仲間意識といった“共認原理”を基盤にした集団へと変化してきています。
活力のある企業に時代を乗り切るヒントがあります。これからも私権時代の枠を超え出た、新しい形の企業が誕生している事例を探していきます
- by kura at 22:27


コメント
最近、あらゆる企業で問題になっている、隠蔽やゴマカシは、しがらみだらけで表面的な関係に留まってしまっている「企業集団」だから起こるのだと思うのですが、
夜ごと、みんなでワイワイ楽しく飲みながら日頃の悩みとか疑問を素直に開きだせる場があればある意味安心して仕事ができそうですね。
>かつての私権意識に代わり、みんなの課題を核にした親和充足や仲間意識といった“共認原理”を基盤にした集団へと変化してきています。
飲み会って言ったら、かつては愚痴を言い合う場だったのが、レイスの“夜会”のような場は、疑問や不安を解消するだけでなく、会社どうする?社会どうする?といった幅広く課題を扱う場なんでしょうね☆
>新入社員2~3人を“子”として、2年目社員を“兄・姉”、3年目以上の社員を“親”とし、月に一回“家族会”を開いて食事会やバーベキューを催す。仕事上の上司・部下関係ではない親密な関係をつくるのが狙いだ。
仕事という場でも、『家族』がいてくれると確かに安心してできるなぁと思いました(^_^)
個人でなく、みんなの課題として仕事に取り組むことが充足に繋がっているんですね☆
里親制度とは家族的な紐帯をベースにした共同体的組織を構築することだとおもいます。
現在は、私権意識によってズタズタにされ、景気低迷と共に活力衰弱した企業の生き残りをかけた闘いが始まった時代です。紹介された企業のように根本的な(人の意識の)問題を改善できたところが勝てるのだと思いました。