2009年01月21日
【企業が農業に参入するのは何で?】~第三弾 食料自給は可能か?~
みなさん、ハロにちわ! 😀 お久しぶりのかなめんたです。 😮
ミッチ-さんの【企業が農業に参入するのは何で?】~第二弾 食料自給率という目先指標~に続いて第三弾です。
ミッチーさんの記事では、食料自給率という指標のおかしさがあげられていました。
今回はその数字の出し方にはこだわらず、単純に自給できるのか否か?を追求してみたいと思います。
土地があるか?人員は足りるか?継続できるか?
おっとその前にいつものやつをお願いします。 おかげさまで現在1位です!
そもそも自給できるか?という危機感 🙁 が出てきたのは金融恐慌による輸入ストップという見通しからです。
そこで重要なのはそもそものキャパがあるのか?です。るいネットにいい記事がありましたので紹介します。
日本の農地(田んぼや畑)について 猛獣王Sさん
これによると田んぼにしろ、畑にしろ、一日あたり約4~5杯分の米は食べられるキャパはあるようです。
単位面積あたりのカロリー収穫が,コメの37%以上ある作物を畑で作れば1億3千万人の人間が取り敢えず餓死せずに,満腹感を味わって生活できることがわかりました。牛肉・豚肉をがまんすればみんな平等につつましい健康的なベジタリアンになれます。
日本での食料自給は可能なのです。
土地としてのキャパは充分にある。そして人員は昨今のリストラで余剰人材があまっています。では、継続できるか?
問題は、①農業に従事する人材の活力、とさらには、②贅沢(という名の個人の嗜好、わがまま)が通用しなくなる点にあると思います。
②にひきつけて言えば、食料自給の問題は、実は「何を食べるか?」という問題とも言えます。
そして「何を食べるか?」の根拠としての「日本における農の再生」や「自然の摂理に則った食育」といった認識が重要になると思われます。
その根拠がはっきりして、共認さえできれば、むしろ「必要か否か」の判断で「何を食べるか?」がおのずと決まってくると思われます。
(その萌芽は、例えば日本の米や野菜は中国では高級品であったり、粗食志向、健康志向といった形でも一部混在しながら顕在化しつつあります)
また、そこの根拠は当然、農業という仕事への活力につながります。
では、それを実現するためにはどうしたらよいか?あるいは障害となるものは何か?
当然、そこには市場の構造 がありますし、僕らの食に対する価値観を規定するマスコミ等の報道 やグルメ志向 など様々な障害があります。
さらに言えばそもそも「農業」という言葉自体が実は巧妙な価値観、イメージをもって流布されています。
具体的には次回以降さらにテーマをしぼってお送りしていく予定です。お楽しみに!
それでは、かなめんたでした~。
- posted by kanamenta at : 21:29 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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