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2008年11月04日

共同体企業ってなに? -共同体の経営手法とは-

みなさん、ハロにちは!かなめんたです。 🙂
マスターはしひろさん
共同体企業ってなに? -次代の活力源はみんな期待に応えること-
大反響を呼んでいますね! 今日は、これからの共同体経営に不可欠な部分をもうひとつ紹介したいと思います。
その前に、マスターはしひろさんの文章からおさらいです。
これから書く「共同体」とは、人と人との間に生じる共認(共に認め合う)によって統合される集団、すなわち「共認統合体」のことを表しています。
しかし、現在では、「みんなが認め合う」論理は地位や身分はまったく関係なく、「事実」です。
>例え仮説であっても、皆の知っている限りの知識に照らし合わせて論理が整合していれば、それを事実として認める。もちろん、これまで認めてきた「事実」に反する現象が出てくれば、直ちにその現象事実を組み入れて論理=構造事実を組み替える。この様にして、事実の体系は無限に進化してゆくことになるのです。<
「事実」でもって共同体は統合される。じゃあ、事実にはどんなものがあるのでしょう?それをみんなはどう共有し、どう使って仕事していくのでしょう? 🙄
おっと、続きはバチコン!としてからお願いします。

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ありがとうございます。
以下は「るいネット」から引用です。「共同体における経営手法とは」

>企業の経営管理手法に「計数管理」というものがあります。
>この計数(≒数字)を重視して勝って行っている経営者は、政治家やジャーナリストが自分たちの価値観に沿うように脚色した統計を並べるのとは正反対の‘事実派’であり、強いて例えれば「緻密でありながら楽天的(≒肯定視が強い)、しかも可能性追求に旺盛で、その点では誰に対しても厳しい人」とでも表現できるような前進力や指導力の持ち主です。

売り上げの予測、経費の予測、マンパワーの予測、支払いの予測・・・経営する上では様々な予測が必要になる。企業であれば当然利益を生み出すことが要求されるわけでそれらの数値予測は利益を生み出す為に必要なデーターであるとも言える。
また予測と結果という関係では終わった仕事に対しても多くの実績の数字が並ぶ。懸かった経費、人件費、外注費等・・・経営者はこうして計画通りに課題が進行しているかを確認して次の経営戦略にフィードバックする。
この計数管理というオーソドックスな経営手法もその目的によっては180度異なる事になる。
企業の実現目的を利益の獲得という点に置いた場合、必要なのはいくら儲かるか、どう効率化させるかという事のために計数管理が用いられる。(いわゆる工業生産の管理手法である)
それには最低限の投資(人も機械も)で最大限の成果を挙げるという比較的単純な計数式で事足りる。経営者が少数でかつ単一のシステムで管理できるのはこの段階までである。私権時代の勝ってきた企業は全てこの計数管理を駆使して利益を生み出してきた。
工業生産から意識生産に変化すると企業の実現目的が単純に利益だけではなくなる。
(当然経営存続の為の一定の利益は必要だが)例えば品質とか社員の活力とか、顧客の満足度とか社会期待への対応だとかしたらこの手法はどう使えるのだろうか?当然課題は複雑になり、数字化できない課題ばかりがならぶ。成果や評価を図る上で計数管理がやたら困難になっていく。
勝っている経営者とはこの部分の計数管理に果敢に取り組んでいるのだと思う。

具体的にはどのような方法になるのだろうか?
例えば経営データーを全社員に公開し経営課題を全社員で担うという方法もそうである。
また、全社員の活動データーを細目に振り分け日々記録し、課題ごとに月初めに活動値を予測、月末に実施値を入れて予測との比較をする中でその差の原因を見ていく。これによって課題ごとの進捗をリアルタイムに把握するだけでなく、常に経営戦略まで立ち戻って方針を立て直す。データーを最大限活かす生きた計数管理はその目的性において他にも様々な数値が必要になる。
逆に集められた生きた数値を並べればそこから社内の活力状況だけでなく企業を取り巻く外圧状況の変化まで把握する事も可能になってくる。

実はこのシステムは私が勤めている共同体経営の会社で30年前から使っている手法で実績システムと呼ばれている。
共同体を運営していく上で最も必要なのは事実の共認という統合軸であり、この徹底した数字という事実による計数管理こそ共同体の原点であり、人も成果も活力も創り出していく実現の根拠となっているのではないだろうか。<引用終わり

全社員、つまり新人でも会社の全経営データを見て、戦略を練っていくことができるのです。
「すごい!」と思ったあなたは、単なる一社員だとしても、すでに会社経営の「当事者」です。
あるいはその数字を見て分析することそのものがものすごい「現実の役に立つ」勉強になります。 😮
新人は最初は質問だけかもしれませんが、それでもその素朴な質問が会社の戦略につながるのです。もちろん、質問であろうが提案であろうが、社内ネットがあるから共有されていきます。
こういった共同体経営を可能にするために開発されたシステム。 これからも随時紹介していきたいと思います。
それでは、かなめんたでした~。

 

コメント

いろんな、切り口で捉えられる記事ですね。
例えば、
●生産と消費の分断
リッツカールトンに代表される“サービス”は、客はあくまでサービスを享受するだけ。要求・サービスに対する評価を下すといった単なる消費者と成り下がってしまう。
そのサービスに満足されている方は、「サービスを受けることを(高いお金を払っているのだから)当たり前」、「どれだけもてなしてくれるか?」という意識になっています。
そういう意識に応えてくれるのが、リッツカールトンなのでしょう?
消費社会では、それでも良かったのでしょが、生産と消費どちらが充足できるか?
苦役に対して対価が支払われるのはかつての話。
本来は、生産(供給)する側なのではないでしょうか?
一方通行(のサービス)より、共に創り上げていく“おもてなし”の方が充足できるのは理にかなっているように思います。
リッツカールトンにもの足りなさを感じたのは、その辺りではないでしょうか?
●対面とネット
リッツカールトンは、顧客情報をネットで管理している。接客した従業員が客のあらゆる情報を書き込んでいく。だから誰でも誕生日やその人の好みを知ることが出来る。
しかし“百聞は一見にしかず”ではないですが、どんな膨大な情報よりも、一目、垣間見る(対面する)方が何倍も知ることができる。
老舗旅館では、その一見を大事にし、余すことなく捉えようと(注視、同化)している。
どちらが、心に響くかは、言わずもがなである。

  • にっしん
  • 2009年6月3日 10:48

自分が日本人だからでしょうか。
常におもてなしの心をもちたい、提供者に持って欲しいと感じるのは。
言うは易し。。。
どちらが、、、というのではなく、両者学ぶべき点がある。自らの仕事に活かしていきたいと感じました。

  • toyo-maru
  • 2009年6月3日 14:22

コメントありがとうございます。
にっしんさん
>一方通行(のサービス)より、共に創り上げていく“おもてなし”の方が充足できるのは理にかなっているように思います。
★確かに「生産と消費」という切り口はおもしろいですね。「共に創り上げる」となると、生産と消費という線引きをするのが無意味になりますね。
本来、生産者と消費者の線引き同様に、この区分そのものが、我々から充足機会を奪っている局面は現実社会で多々ありそう。

  • seiichi
  • 2009年6月3日 22:01

コメントありがとうございます。
toyo-maruさん
>自らの仕事に活かしていきたいと感じました。
★そうですね。ちなみに、私も実はまだこの「おもてなしの源流」という本は読んでないので、早めに買って読もうと思います。

  • seiichi
  • 2009年6月3日 22:08

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