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2009年04月12日

生き残っていける企業のヒント

こんばんは。孫市です。

今回の経済不況は先行きが全く見えず、企業は生産縮小、リストラを余儀なくされています。倒産件数が増加し、値下げ競争に入り、企業の体力(資金力)勝負の様相を呈してきました。

今までのように、過剰消費分で経営できていた企業は軒並み経営難となっています。
同じ土俵で闘うとなれば資金力が強い方が勝つのは当然のことなのです。

しかし、この不況下においても過去最高益を上げつつ、更に社員の活力をも引き上げる仕組みをつくりだしている企業をみつけたので紹介したいと思います。

運送業のハマキョウレックス(http://www.hamakyorex.co.jp/)という企業で、16期連続増収増益を続けています。

社長がトラック一台から始めた会社なのですが、「家族経営の姿勢」は大企業となった今でも変わらず、社長曰く「日替わり社長制度」を導入を目指している姿勢からも、役職は役割であり序列とは捉えていないのが分かります。

理念は「日本一安いコストで、日本一質の高い物流サービスを提供する」ということ。この理念の達成には、社員の活力上昇なくして実現できません。

そして、社長の言葉に以下のようにあります。

人は不思議なもので、給料が高ければいつまでも会社に残るというわけでもない。仕事そのものにやりがいがある。一緒に働く仲間や上司が好き。そういう理由で会社に残ろうとする。

人はカネでは動かない。やりがいや評価、そして役割を求めていることを認識しているがゆえに発想がとても豊かなんですね。そこからこの企業の面白い制度ができているのです。

それが、「日替わり班長制度」というものです。

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>物流センターで働く作業員をどうやって管理すべきか。鬼軍曹を雇って現場の作業員たちの動きを徹底的に管理するのもひとつの手だろう。ただし、そのやり方ではきっと長続きしない。作業員たちはそのうち軍曹の目を盗んで手を抜くようになるからだ。それよりもオレは作業員たちが仕事に責任感を持ち、「動かされる」のではなく、自分から「動く」ような職場環境を築きたかった。


>そこで思いついたのが「日替わり班長制度」だった。日替わり班長制度とは社員が毎日交代で班長職を務めるというルールだ。本来、物流現場ではベテラン社員などが作業チームのリーダーとして班長に任命されるケースが多い。

>これに対して、日替わり班長制度ではベテランだろうが、新人だろうが関係なく、班長の仕事をやらせる。もちろん社員だけではなくパートタイマーも対象に含んでいる。社員は班長になると課せられた目標をクリアしようと努力する。メンバーたちに細かな指示を出すのはもちろん、無駄な作業が生じていれば、それを改善しようとする。ただし、常に同じ人が班長を務めていると、その人だけが努力して、ほかのメンバーは単に指示された通りに動くだけになってしまう。

>ところが、全員が班長を務めるルールだと全員が努力するようになる。自分が班長の際に、メンバーたちに言うことを聞いてもらえないと目標を達成できなくなってしまうからだ。自分が班長の時に他のメンバーに活躍してもらうため、自分自身も一生懸命働くという好循環が生まれる。人間というのは不思議なものだ。責任ある仕事を任せると一生懸命になる。仕事に対するやる気は賃金の高低だけで決まるわけではない。

>特に女性のパートさんというのは賃金そのものよりも仕事の中身を重視している。
そもそも彼女たちは旦那さんの扶養手当や保険の関係で年収を一〇三万円以下に抑えなければならない。つまり彼女たちは賃金だけが目当てで働いているわけではないのだ。自身が活躍することで会社や社会に貢献しているという満足感。仕事に対するやりがいなどを求めている。女性は誰にも負けたくないという競争心が非常に強い。何かに失敗すると「あの人が班長の時には作業がうまく進んだのに、私の時にはどうしてうまくいかないのか」と意地になって頑張る。こうした人間の心理を巧みに利用して、センターで働く作業員の生産性を高めようとしたわけだ。

>日替わり班長制度の導入は正解だった。現場には活気が溢れ、作業上の問題点やムダが見つかれば、すぐに改善が施された。作業に掛かるコストは常に最小限に抑えることができた。もちろん利益もきちんと確保していた。

以上、http://www.hamakyorex.co.jp/大須賀塾より

いかがですか?
すぐにでも真似できそうですよね。

>それよりもオレは作業員たちが仕事に責任感を持ち、「動かされる」のではなく、自分から「動く」ような職場環境を築きたかった。

全社員が当事者意識をもって、「動く」企業って絶対に強いですよね!
生き残っていける企業のヒントが隠されているような気がしませんか?

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