2007年08月07日
10億円を農業に投資した「国立ファーム」の農業改革

チャレンジ★『農』シリーズ が始まりましたネ
先が楽しみです
>最近、企業で『農業』に取り組んでいる会社多いですよね
確かに、ワタミとか有名な所は知っているけど、実態はどうなんだろう?と思い、ちょっと事例を調べてみました。
くにたち
その名は、『国立ファーム』です。
●概要
『国立ファーム』は、AVのソフト・オン・デマンド(SOD)の創業者、高橋がなり氏が数年前に立ち上げた会社です。国立市にある「国立ファーム」は、日本の農業を改革するというビジョンを掲げ、農業の生産から流通までを一貫して行う事業を行っています。そして、グループが経営する 『農家の台所』 という自然食レストランでは、国立ファームを通じて仕入れた新鮮な野菜をふんだんにつかったメニューが提供されています。
☆詳しくは、ホームページを見てください
国立ファーム
高橋がなり氏の強烈な個性が特徴的ですが、共感する部分も多いです。
月間チャージャーの特集記事 より
農業界ってどんな業界なんだろうといろんな本を読んでみたら、なんだかけしからん業界だということが分かってきたんですよ。既得経営者たちが、既得権益を守って、やる気のある人たちの邪魔をしてるんです。農業ってね、モノづくりなんですよ。農業する人はクリエイターなんですよ。かっこいいんです。何事もね、経営屋がえらいんじゃなくて上流工程である生産者のほうがえらいんですよ。モノをつくってない連中が主役になる社会なんておかしいでしょ。
●高橋がなり氏のプロフィール
【PROFILE】1958年生まれ。専門学校卒業後、佐川急便にてドライバーを経験。体力を買われテリー伊藤に拾われる。「元気が出るTV」などのディレクターを勤める。その後起業するも、オリジナルゴルフウェアのメーカーとイベント企画会社の2社をつぶす。三度目の正直でAVメーカー「ソフト・オン・デマンド」を設立。100億円企業に育て上げて引退。自らの資産を投げ出して「青葉 株式会社/国立ファーム設立準備室」をスタート。農業界の改革に乗り出した。
最悪の場合は俺が10億失って、おもしろかったねと言って、ここにいるみんなで職を失うの。でもね、その時には絶対に、みんな農業界のどこかに引っ張られていきますよ。それもまた、農業改革のための礎になるかもしれない。
俺、今、すごく楽しいんですよ。これだけ優秀な人たちが集まって、毎日、朝から晩まで俺に付き合ってくれる。俺が思いつきで言うことに、あたふたあたふたしてくれる。夢は買えるわ、毎日おもしろいことはできるわ。こんな楽しい10億円の使い方、ないですよね。
JA(農協)に挑戦する意気込みも凄いが、
それ以上に次代を担う人材を育てている所がすばらしい。
新しい試みもHPの随所に伺えます。
●企業理念・・・・ものづくりがかっこ良いと思える社会づくり
●4つのブログ・・・・・ネットの活用
●メンバー紹介 ・・・・・ 残存率(人材の定着率)が高い。
そして、最も注目されるのが、
●資産残高の公開・・・・・10億の投資の月別推移を公開
2007年6月時点での残高は、6億6892万円。
なんと、約一年間で、約3億3000万円も赤字です。
直近の、6月は売り上げ 1200万円に対して支出は 3200万円で、2000万円の赤字。
その内、人件費は2000万円だそうです。丁度、人件費分が赤字となっています。
この数字を見て、
改めて、農業はなかなか儲からない職業だな、と思いました。
同時に、このままでいいのか?という想いも募ります。
実践を通して、現状の問題点や将来の姿が創造されると想います。
現に、人材は確実に育っている。又、新企画も創造している。
可能性を感じますし、将来が楽しみです。
10億の投資・・・・・・
もし、既存の企業の多くが利益の一部を『農業』に投資して自給自足体制を整えたらどうなるか?
食料自給体制への可能性が広がっていきます。
既存の制度に囚われることなく、「挑戦する企業」が増えていくことを期待します。
はっしー
でした
- by hassy at 21:14

コメント
「国立ファーム」というのを始めて知りました。
残金を公開したり、ネットを活用したり、今までの農業にないことをどんどんチャレンジしていくパワーすごいですね。
これからが楽しみです♪
この社長どっかで見たことある!って思ったんですけど、以前「マネーの虎」に出ていた人でしたね。
さんぽ☆さん、コメントありがとうございます!!
>この社長どっかで見たことある!って思ったんですけど、以前「マネーの虎」に出ていた人でしたね。
そうなんです。AVからJAへ挑戦。AVで儲けた個人資産の12億の内、10億円を農業に投資したそうです。国立ファームの若者の表情を見ると活力がありそうで可能性を感じますよね。
アダルトビデオの会社が農業っていうのが驚きですね。
経営は厳しそうだけど、こういうチャレンジって潰したくないです。
こういう企業に国は支援金を出せばいいのに。
フレディさん、コメントありがとうございます!
>こういう企業に国は支援金を出せばいいのに。
確かに、食料は生活(生命)必需品であり公共財?とも言えますよね。だったら、公金(支援金)を出すのに何のためらいもないです。現在、人口の約半分が三大都市圏に集中し地方の土地(農地)は余っているので「もったいない」ですね。
「農業改革」をしてやろう!っていう、高橋氏の意気込み、すごくオモシロイと思いました!!
10億をこんなふうに使える人はそうそういないと思うけど、はっしーさんが書いてるように、企業が自給自足に取り組んだら・・・。可能性を感じます☆
あかねさん、コメントありがとうございます!
普通は、10億円の残高に目が行きがちですが、それまでに投資した事業が、どのように成果に結びつくのか、とても気になりますね。今後は、自集団以外の組織とのネットワークが鍵を握ると思います。(るいグループの農園事業にも活かせればいいな、と思っています)