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2018年06月15日

学校が変われば地域が変わる。そして社会が変わっていく 「みんなの学校」③ ~子供主体の考え方

昨年観たドキュメンタリー映画みんなの学校からの記事です。
※前回までの記事は
地域で子供たちを支える
子供たちが創る子供たちの集団
です。是非御覧ください。

さて「みんなの学校」とは、2006年に開校した大阪市住吉区に実在する大阪市立大空小学校のこと。
初代校長の木村素子先生が「全ての子供に学習環境を保障する学校をつくる」という理念のもと、校則やマニュアルは作らず、「自分がされて嫌なことはしない、言わない」を子供も職員もみんなが守るたった一つの約束として運営スタートしました。
今回は、映画後の講演会で木村元校長先生が話してくれた話のつづき。

大空小学校には、他の学校で受け入れてもらえなかった発達障害を持つ子もいます。彼らを仲間として受け入れることは、子供たちにとっては相手を理解し理解されることの重要性を実感として身に付け、子供の成長や学習意欲(出来ない子にどう教えるか)にもつながり、そのことが、大人にとっても殻を破ることにもつながるそうです。校長先生も「自分自身どう対応していいか分からんかったら、素直に子供に聞く」ことにしているそう。さらに

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2018年06月07日

“働くこと”も“学ぶこと”も“遊ぶこと”も全ては『生きること』

「ワークライフバランス」何年か前から様々なメディアで謳われ、政府も対策に乗り出し、この言葉が日本中に蔓延するようになった。
耳にタコができた人も多いだろう。
どれだけ政府が力を入れても、彼らの思う理想の“ワーク”と“ライフ”のスタイルは社会に広まらない。
なぜか?
ひとえに彼らの主張が、「人々が活力を持って生きていくこと」に繋がっていないからではないか。

ワークライフバランスに対する社会の実態・意見は、ネット上にいくらでも転がっているので割愛するが、最近注目されている言葉に『ワークアズライフ』というものがあるのをご存知だろうかm052.gif
『ワークアズライフ』は落合陽一氏が提起している言葉で、寝ている時間以外は全て仕事・かつその仕事が趣味であること。
こんな言葉が急激に注目を集めてきた。(メディアや国は乗っかってこないが)

一見、新しい言葉に感じるが、その中身は特段不思議なことではなく、ごく普通のことを言っている。
しかし、そのごく普通のことが、普通ではないように感じるのが近代観念に侵された現代の事実icon_sad.gif

はるか昔から狩猟や採集といった仕事は存在してきた。
もちろんその時代は全てが一体だったから、仲間のために命を賭けて狩りをすることも、服を編むことも、火を囲うことも、全部“生きること”の一部でしかなかった。

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それが、市場が生まれ皆が私権の獲得に躍起になり、お金を生み出す“仕事”と“生活”というものがわけて考えられるようになった。
私権を獲得するために、身を削って労働する。
その結果、活力を持って働く=心の底から働くことを楽しい と感じる人の割合日本人では6%しかいないという現実になっている。

しかし、私権が衰弱した今の世の中は『いかに人々の期待に応えられる生き方ができるか』という、人類本来の生き方に戻っていっていると感じる。
就職活動ではまだまだ大手志向・安定志向が根強いが、より能力の高い学生程・思考が解放されている学生程、
『社会の、人々の期待に応えられる仕事は何か?』という軸で企業選びをしている、または期待に応えるために自ら事業を立ち上げる学生も少なくない。
産業も、生産・販売ではない、期待に応えるということそのものがサービスとして価値が生まれている。
今後もこの流れが進み、働くことと生きることが、一体になっていく。
(働くことと生きることを分けない生き方を推奨する企業 https://www.crazy.co.jp/blog/articles/shigoto100/ や、求人サイトhttp://shigoto100.com/ も増えてる)

学ぶことも同様だろう。
現代の学校制度に可能性を感じずに、別の場に学びの場を求める子どもたちも多い。
学校よりも思う存分追求できる塾や、フリースペースが人気になってきていたり、高校に行かずに働いたりという決断をする子どもも増えている。
この流れは止めることはできないm051.gif

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これも、現代の学校制度が「活力を持って生きていくこと」に繋がっていないからだろう。
学ぶことと、遊ぶこと、生きることがかつては全て一体で、遊びの中で仲間と追求し、学び、生きる為の力を身につけてきた。
全てが分断されている現代の学校制度に、もはや可能性はない。
未来を生きる子どもたちは、より可能性の感じる場へと向かっていくm051.gif

働くことも、学ぶことも、遊ぶことも、全てが一体となった追求の場をどれだけつくっていけるかが、今後数十年間の社会全体の活力を左右するだろう。

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2018年06月06日

学校が変われば地域が変わる。そして社会が変わっていく 「みんなの学校」②~子供たちが創る子供たちの集団

前回に引き続き、昨年観たドキュメンタリー映画みんなの学校からの記事です。
「みんなの学校」とは、2006年に開校した大阪市住吉区に実在する大阪市立大空小学校のこと。
初代校長の木村素子先生が「全ての子供に学習環境を保障する学校をつくる」という理念のもと、校則やマニュアルは作らず、「自分がされて嫌なことはしない、言わない」を子供も職員もみんなが守るたった一つの約束として運営スタートしました。
今回は、映画後の講演会で木村元校長先生が話してくれた「カズキとクラスメート」の話。

カズキの家にはお風呂がありません。育児放棄?とも言える家庭環境にいるカズキは、台所で体を拭いたりしますが、夏場はそれでは汚れが落ちず、教室で異臭を放っていたそうです。
数日は皆我慢していたのですが、クラスメートの一人がある日、突然「カズキ、お前臭いねん!たまらんから教室から出て行ってくれ!」と言い放ち、気性の荒いカズキが「何を」と突っかかり喧嘩になったそうです。「臭い、出て行け」「いや、かわいそうやろ」とクラス全体を巻き込んでの騒動になりました。

事態を聞いた木村校長(当時)が仲裁に入り、カズキの家庭環境を話した上で、クラスメートに質問します。

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2018年05月30日

学校が変われば地域が変わる。そして社会が変わっていく 「みんなの学校」①~地域で子供たちを支える

今回は昨年観た映画「みんなの学校」の紹介です。
一部映画の内容に言及しますが、ドキュメンタリー映画なので、映像と音声で感じる方が圧倒的に心に響いてきます。なので、機会があれば是非上映会に参加して下さい。

「みんなの学校」とは、2006年に開校した大阪市住吉区にある大阪市立大空小学校のこと。実在する学校です。
初代校長の木村素子先生が「全ての子供に学習環境を保障する学校をつくる」という理念のもと、校則やマニュアルは作らず、「自分がされて嫌なことはしない、言わない」を子供も職員もみんなが守るたった一つの約束として運営スタートしました。
そしてその約束が守れなかったときは、「罰」があるのではなく、代わりに自分で校長室に行って、反省と今後の方針を校長先生と話し合う「やり直し」が行われます。

「地域の子供はみんな受け入れる」ことが学校のスタンスであり、他の学校でいじめられたり、支援学級に押し込められたりする家族の駆け込み寺になっています。なのである年度は定員260人のうち50人が支援の必要な子供だったときもあるそうです。

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2018年05月25日

強制圧力で人材育成はできない

現代社会での人材育成の場といえば、まず思い浮かぶのは『学校』でしょう。
6歳から義務教育で小学校に入り、3年間中学校に入り(一部の層は受験をして中学校に入り)、多くの人が3年間高校に入り、そしてまた高校を卒業した多くの人が、4~6年大学に入る。
実に20年弱の時間を『学校』という場所で過ごしているm051.gif

旧知の事実ではあるが、学校はナポレオンの時代に徴兵制の一環としてつくられた。
富国強兵。上官の命令に従順な兵隊(どんな命令も強制すれば実行する)を育てるためだ。
この構造は、現代でも変わらない。先生の言うことは絶対。先生=学校が評価する生徒(従順な生徒)が、『良い子』となる。
一人一人違う子ども達、それぞれのもつ欠乏や追求意欲も違うのがあたりまえ。十人十色。
しかし、学校ではそんなことはお構いなしに、『強制的に』課題に取り組ませる。
それをこなせない生徒は『悪い子』になる。

「部活はそんなことない!人間力の育成に有効だ!」という意見もあるでしょう。
ポイントは勉強にしろ、部活にしろ、その課題の根本が『強制圧力かどうか』。

チームスポーツで、一見仲間関係の構築に有効に見える部活でも、顧問やコーチと部員との関係が強制圧力のもとにあれば、そこに気付きや学び・成長は生まれない。
顧問に従順な部員が育つだけ。
そうすると、やっていいことと、悪いことの判断もできないまま、スポーツマン精神に反するラフプレーもするようになってしまう。

人材育成とはなにかm052.gif
年齢や所属組織によっても違うかもしれないが、根本は『人間力を養うこと』だろう。

とりわけ、小学生~中学生・高校生の時期は重要。その時期にどれだけ豊かな『強制ではない・内圧発の』仲間との追求経験を持つことができるかが、人間力の礎になる。
追求課題は現実に即したものであればあるほど良い。
自然現象の解明でも、学校という場所をどうするm052.gif学校の追求圧力をどう脱するm052.gifという課題でも良いだろう。

仲間と追求する中で、「もっともっと追求したい!そのために学校にはいかない!」という判断も正解だろう。
学校にいかない!という選択をすると、1日8時間の時間ができる。
一週間(平日だけで)、40時間。
一ヶ月で、160時間。
一年で、1920時間。
これだけの時間を、仲間との追求に使えることになる。ワクワクしないだろうかm052.gif

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世の中には学校に行かずに、活力高く追求を続けている人の事例がある。
ある中卒の男子は、高校に行かずに企業で『働く』ことを決めた。
聞けばものすごい勢いで、成長しているという。それもそのはず。
働くというのは、お客さんもいる生々しい現実課題の中で、仲間と成果を出していくことだから。
人対人の、期待とそれに応える=期待応合の世界

そんな事例が今後もどんどん増えていくだろう。
子ども達は学校の強制圧力の限界に気付いている。

次は親世代がそこに気付けるか。今後数年間は、子どもと親の意識が大きく変わる大転換期となりそうm051.gif

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2018年05月24日

~全社劇場会議を受けて設計室で起きている3つの変化~

設計業務は、一部の役職を除けば、アンケート部隊に比べて外に出る機会は多くありません。しかし、本質は外に出ることではない。建築設計は決して一人では実現できない。一つのプロジェクトを完遂するのに、多くの人が関わっていきます。故に人間関係が、全ての成果を規定すると言っても過言ではありません。

だからこそ、社外・社内に関係なく、相手の反応がすべてになります。まさに、瞬間瞬間の判断にかかっているのです。
その際に発する言葉は、頭に巣くっている手垢に塗れた言葉や肉体化していない借り物の認識ではまったく通用しません。まして人は動かない・・・
アンケート部隊が見出した認識は、建築設計にもそのまま当てはまります。

中でも大きな気付きは、アンケート部隊の大転換を通じ、意欲と能力の上昇、思考の解放を目の当たりにして、身に染み付いた様々な“枠”がいかに可能性に蓋をしているかが明らかになった。

逆に言えば、これらの“枠”を破壊しさえすれば、急激に意欲と能力を上昇することができるということです。
全社劇場会議を受けて、設計室では大きく3つの変化が起きました。

1.共同体経営の採算意識が上昇
採算データの公示方式について扱われました。事実のみが記されている採算データを冷静に見ると、これまで当たり前にできているという思いが完全に吹き飛んだ。慣れとは怖いもので、単なる思い込みだったことに気付く。

できていない、数字の背後にある事象がいくつもの改善点が思いついた。同時に裏を返せば進化できる可能性の余地がまだまだあるということも学んだ。
データの数字から見えてくるのは、施主や利用者の期待に最速かつ最適に応えきれていない部分があるということ。
そこで、設計室で物件運営の最適化を課題として動き出した。

まずは人工水準の分析を行い、さらに具体的に各案件をふり返り、次に繋げるための実現基盤の発掘。設計手順や考え方をまとめている「設計フロー」や、不整合の洗い出しから再統合していくための「レビュー」の場のありかたを再確認した。

これまでも設計室では、経営実績を扱うミーティングを行っていたが、今回劇場会議の指摘を受けて、採算意識をさらに高める契機となった。これは、全員経営者である共同体企業だからこそできること。

2.トラブルこそ裸になって追求
全社劇場会議開催後に、ある案件でコストトラブルが発生しました。設計内容に対するコストが予算を超過しており、調整を重ねれば納まるという範疇を超えていました。誰も経験したことのない未曾有の課題として私たちの前に現れたのです。

これまでだと、上手くいっていない事象やトラブルを前にすると、設計室全体が重苦しい空気に包まれていました。担当の意欲も活力もこうあるべきで封じ込まれていたのです・・・。周りも腫れ物にさわるように動向を伺っている感じでした。しかし、まずは担当者が腹を括り、自らに巣くっているあらゆる枠を破壊して裸になることで、まわりの空気が一変したのです。背水の覚悟・境地が、可能性収束の扉を開き、みなの追求回路を解除させた瞬間でした。

不思議なもので、担当、チームという枠をも超え、事務所のあちこちから無数のコスト削減アイディアが祭り場のように沸きでてきたのです。そうなると、施主も喜んでもらえる答えが絶対に見つかるはず!という確信に変わっていきました。立場も経験も関係ない、あらゆる枠を破壊し、どう突破するかという一点で事務所全体が盛り上がり、様々にみなが力を発揮できたのです。

そこには、重苦しい空気は一切なく、楽しく追求している集団の姿があるだけでした。

また、何とかしたいという空気、熱量は、本来クレームとなってもおかしくない対象の施主にも伝搬し、突破するにはどうする?を共に考える追求仲間へと変容していったのです。

トラブルという心情的には苦しい事象においても、裸になってみなの力を集約すれば、どんな問題をも必ず突破できる実感を掴むことができたのです。

3.上手くいっていない現象こそ可能性に反転できるチャンス
コストトラブル案件を契機に、その他の上手くいっていない現象とどうする?の実践が次々とあぶり出てきました。
例えば、現場運営が上手く回っていない監理者が、課題を抱え込んで表情が暗くなっていたが、アンケート部隊を真似て、帰社後に同じような状況の同士が集まってグループ追求を始めだすなど実践しはじめたのです。 そのような楽しく追求している場が事務所のあちこちに生まれ、全体に伝搬してきました。
上手くいっていない現象、できていないことこそ可能性という認識が、各人の不安や抱え込みをも打破していったのです。
ひ徐々に新人監理者の意欲、活力が漲り、表情が明るくなっていくのが目に。

★成功体験を真似して実践できるのが類グループの強み
建築設計という枠の中だけで物事を思考すると、どうしても行き詰まってしまいます。そんな時、他部門から得られる学びや気付きは多いのです。今回のアンケート部隊のように成功体験を真似できる実現態がそこに存在しています。これが類グループの強みとなっています!!

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2018年05月16日

志を通じた新しいつながりへの挑戦 ~レストラン「ル・クロ」②

お箸で食べられるフレンチのパイオニア「ル・クロ」。オーナーの黒岩功氏は志で、逆境をプラスに変えていきました。しかし黒岩氏だけでは、その後の店舗展開はできません。戦力になるスタッフが不可欠です。
華やかさが目を惹き易い一方で、離職率も高いのが飲食業界。黒岩氏は、そんな飲食業に飛び込んできたスタッフをどう戦力化していったのでしょうか。今回も「人に喜ばれる仕事をしよう」(坂本光司著:WAVE出版)から一部引用・要約して紹介します。

「働き方や、その人の“あり方”が間違っていなかったら、技能はちゃんと教えられます。その人の“伸びしろ”をどこまで伸ばせるか、それを信じられるか、が私のモチベーションの源泉です。飲食業は言ってみれば“誰もが就職、参入できる業界”。入るときは何もできなくてもいい、但し入ってからが勝負なんです。『変わりたい』『成長したい』という純粋な気持ちがある人だったら、おこがましい言い方だが、助けてあげたいんです。私が出来ることをしてあげたいんです」(黒岩氏)

黒岩氏が、ここまでスタッフ目線に立って物事を考えられる理由は、前回紹介した自身の「落ちこぼれ経験」が要因。本人によれば、常に人からどう思われているのか?を気にし続けている、“臆病な人間”として大きくなってきました。それが武器に変わります。

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2018年05月02日

内から湧き出る「志」が逆境をプラスに転換できる ~レストラン「ル・クロ」①~

大阪の地下鉄心斎橋駅すぐのレストラン「ル・クロ」は「お箸で食べるフレンチ」のパイオニア。
2号店は梅酒のチョーヤ梅酒㈱とコラボし、ウエディングレストランである3号店、さらに本場パリに出店した4号店等に加えて、京都では障害者自立支援の担う「ショコララボ」も展開しています。
オーナーは黒岩功氏。生き馬の目を抜くとも言われる飲食業界で活躍しているのだから、さぞかし切れモノと思いきや、実は・・・。
今回は「人に喜ばれる仕事をしよう」(坂本光司著:WAVE出版)から一部引用して紹介します。

オーナーの黒岩功氏が、料理を始めたきっかけは、小学校4年生の授業参観日。授業は家庭科。
そのとき彼は皆の前でキャベツの千切りを実演したそうです。その包丁さばきの見事さに、先生はもちろんクラスの友達とその母親たち全員からの喝采を浴びたのです。そのとき「初めて人から認められたと実感した」そうです。
黒岩氏の父親は外国航路の船員で、一年の大半を留守にしており、その影響からか母親はギャンブル依存症になってしまい、弟の食事の面倒はもちろん、母親の分まで黒岩氏が毎日面倒を見ていたそうです。勉強に割ける時間も少なく「落ちこぼれ」だったそうです。
その強烈なコンプレックスの中で、キャベツの千切りの実演は大きな自信となったのです。そのとき後ろを振り返ると、自分の母親も涙を流して喜んでいて、「こんなに人を喜ばせるのが料理なんだ。お母さんをもっと喜ばせたい」と思い、料理人を目指したのです。

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2018年04月26日

企業は本当に伸び代のある人材=非大卒人材を求めている!

実際に社会に出て働いた人であれば、高校や大学での勉強がほとんど役に立たないことを実感ベースで知っているかと思います。
企業の人材採用担当であればなおさら。
AIを始めとして技術が進歩してきている現代、どの業界でも生き残りをかけての闘いが激しくなっています。

生き残れる企業・勝ち続けられる企業とはどのような企業なのでしょうか?
私は『人材力』のある企業だと考えています。
人材力とは、社員一人一人の『人間力(追求力や関係力・充足力)』の結集したもの。
どの企業も、どの組織でも、人材が全て。

多くの若者が就職活動をしている頃かと思いますが、企業の採用担当は応募学生に何を期待していると思いますか?
学歴でしょうか?TOEIC等の試験の結果でしょうか?学校の成績でしょうか?
私はそのいずれでもないと思います。

どの企業の採用担当者も、社会に出て活躍できる人=『人間力の伸び代のある人』を求めているはずです。
ではそんな力は高校や大学にいかないと見につかないのでしょか?
答えは、「NO」ですm051.gif
むしろ、高校や大学で試験(テスト)を経験すればするほど、どんどんどんどん「暗記脳」や現実を直視しない「捨象能」に侵されていくでしょう。
人間力は決して数値では測ることはできないのです。現代は「人そのもので評価される時代」。

そんな社会潮流の中で、人材採用市場において『非大卒』の需要が日に日に高まっています。

株式会社ハッシャダイ https://hassyadai.com/ では、「ヤンキーインターンシップ」として地方の非大卒人材の支援を行っています。
ヤンキーインターンシップを通して成長した若者は、新卒の新入社員よりもはるかに仕事ができるといいます。
ここしかないと腹をくくっていること、仲間に対して素直なこと、主体的に追求を行えることが非大卒の魅力といえます。

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株式会社VAZ https://vaz.co.jp/ では、「第0新卒」として中卒・高卒・専門卒・高専卒・大学中退の人を対象に就職支援をしています。
実は非大卒は、18~22歳人口の半数を占めるといわれています。
漢字書けなくでも、複雑な数学ができなくても、「考える力」があるといいます。
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非大卒の採用が進み、今後更に社会は本来の可能性に気付いていくはずです。
もし高校生の方で、“なんとなく・就職に有利だから”という理由で大学に通おうとしている方がいたら、立ち止まって考えてみてください。
社会に出て必要な力は何か。
それが大学にいかないと身に付かないのかを。

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2018年04月12日

職人の世界に学ぶ~見習い=見て習うこと~

4月になり、この春から新入社員としての新たなスタートをきった人がたくさんいるかと思います。
私も新入社員の頃は、一つ一つのことが新しく学ぶことばかりで、それが楽しくもあり、大変でもあったことを覚えています。
今もその感覚は変わりませんが、大きく変わったのは、学ぶこと=楽しい!という感覚が圧倒的に大きくなったこと。
新入社員として、期待と不安を抱きながら働きはじめた方へ少しでも参考になればと思い、
新人の心得を紹介します。

よく職人の世界では『見習い』という言葉を使います。
『見習い』というと、「半人前」といったイメージを思い浮かべるかと思います。
ですが、そもそもの『見習い』の意味は、文字通り「見て、習うこと」なのです。
何を当たり前のことを。と思うかも知れませんが、実はこれがすごく重要。
職人の世界では新人は、徹底的に先輩社員を注視し、その働く姿を見て、真似をし、技術を肉体化していきます。

『見習う』=『注視→→真似→→肉体化』
これが成長への一番の近道なのです。

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新入社員として仕事をはじめると、様々な壁に突き当たることになるでしょう。
そんな時にぐるぐると悩んでマイナス思考にならずに、壁を乗り越えていくためにも、まずは身近な先輩社員の真似をしてみてください。
現代、西洋化が進んだ日本では、集団性<個人 という意識が強くなりがちで、誰かの真似よりも個人を尊重してicon_sad.gifとなりがちですが、
人間はそもそも集団として生き延びてきた生き物。
集団の中の一人一人が力をつけていくためには、力のある仲間の真似をするのが一番の近道。それは今も変わりません。

仕事の姿勢でも、お客さんとのやり取りの仕方でも、技術的な部分でも、『注視→真似→肉体化』を繰り返していくと、
できることがどんどん増えていきます。これが新しいことを学ぶということ。
仕事をしていて「楽しい!icon_biggrin.gif」と思える瞬間の一つです。

真似るためには、相手を知ること。相手を知るためには、相手に自分を開いていくこと。
ハダカになって、仲間に身をゆだねることが大切です。
そうすると、たとえ壁にぶつかったときも、それをどう乗り越えればいいかがすぐに見つかるはず。

真似る=学ぶ=楽しい!という感覚を大事に一年間過ごしてみてください。
きっと、自分も周りも驚くほど楽しく働いている姿が待っているはずです。

<新社会人以外の社会人へ>
見習い=見て習う というのは、新人に限った話ではありません。
ある町工場では、60歳を過ぎたベテランが「俺はまだまだ見習いだ」と、日々年下の後輩や部下から新しい技術を学んでいるといいます。
そんなベテランが誰よりも活力を持って働いているという事実もあります。
いくつになっても見習いでいれるのです。見習いでいていいのです。
仕事は一生追求。
活力持って働き続けるためにも、新入社員の真似対象でありつつ、自身も若手の真似をしてみてください。
きっと、上の世代も下の世代も関係なく、全世代が活力をもった組織となるはずですm051.gif

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